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Since Nov. 16 2006 |
2008年 11月 20日
「ヘット・ロム(เห็ดลม)」というのは、北タイでの呼び名ですが、直訳すると「風のきのこ」とでもいうのでしょうか。なかなか風流な呼び名ですが、タイの標準的な名前は「ヘット・カダーン(เห็ดกระด้าง)」、「強(こわ)いきのこ」で、食感が堅いところからきている呼び名で、味も素っ気もない命名です。 「きのこ」の詳しい紹介は、「北タイのきのこ編」で。 今回の我が家の「ケーン・ヘット・ロム」は、主役の「ヘット・ロム」のほかに、ダシ代りに、「パ・リム(雷魚)」の干物をあぶり焼きしたもの(「パ・リム・チー」といいます。)、「ノー・ワーイ(ラタンの若茎の蕊)」、「三尺ササゲ」などの「野菜のごった煮スープ)」といった感じの「ケーン」です。 長期保存用に乾燥させた「ヘット・ロム」を水で戻したものとちがって、生の新鮮な「キノコ」は、ダシとしての脇役とは、ひと味もふた味もちがい、十分主役が務まるようです。 見た目は冴えませんが、北タイの家庭料理としては、ご馳走の部類に入ります。 この「キノコ」、野生のものは、雨期にはいるとすぐに、発生するようですが、我が家の「ホダ木」からは、11月の中ごろになってゾクゾクと出始めました。 栽培した「キノコ」は、天然ものにくらべるとやや大味で、どちらかというと「ダシ用」にはむいていないかもしれませんが、「きのこ中毒」の心配なく安心して食べられます。
by banpayarn
| 2008-11-20 21:37
| 北タイの料理
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