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2008年 12月 03日
「水牛」と聞いただけで、食欲をなくす人もいるにちがいありません。 実を言いますと、書いている当の本人も、はじめてのときは、「えっ?、ほんとに食べるの?」と聞き返してしまいました。 「水牛」は、のどかな田園風景の象徴のような動物で、端境期の稲田などに放し飼いにされているところをよく見かけますが、たいていの場合紐でつながれているということはないようでした。大変大人しい動物で、人間が保護しないかぎり自然界では生き残っていけないのではないかとさえ思われるくらいです。このあたりに、ランプーン県などから、タイ人たちが入植してきたばかりの頃には、まだ「虎」が出没するような瘴癘の土地柄で、「水牛」が襲われたことなどもたびたびあったそうです。まだ100年もたっていない頃のことです。 話が横道にそれてしまいましたが、「バーベキュ・コンロ」を作ってもらったので、早速ステーキに挑戦してみました。 このあたりでは、「ラープ」という「肉のタタキ」用に「水牛」の赤身の肉が売られていて、簡単に手に入ります。 生食できるような新鮮な上質の肉は、最高のステーキ素材になります。 普通の牛肉でも同じことですが、焼きすぎると堅くなり、味も落ちます。 好みもあるでしょうが、ステーキは、やはり、「ミディアム・レア」くらいがちょうどいいかと。 40年近く昔のことですが、薄給の癖に若気のいたりで、年に1、2回でしたが、赤坂のステーキ専門店「チャコ」に通ったことが懐かしく思い起こされます。 当時、駐在員帰りの先輩に連れて行ってもらったのがはじめでしたが、やはりそこでも、血のしたたるような「ミディアム・レア」の「炭焼き」でした。 その後、松阪牛の「霜降りステーキ」なども試したことがありますが、脂肪の少ない赤身のステーキだと、ブランドなど気にしないで食べられるのが嬉しかったように思います。 チェンライでも、スーパー「MACRO」で、カチカチのステーキ用の冷凍牛(多分、OGビーフ)が手に入るようになりましたが、地元の「クヮーイ」もなかなかなものです。輸入物に比べて安くててがるなのが、いいですね。 1kg、100バーツちょっとで手に入ります。あまり美味しくない冷凍ものの「Tボーン」、「Lボーン」の5分の1くらいの値段でしょうか。 ステーキやすき焼き用の牛肉というのは、熟成させたものがおいしいらしいのですが、腐らしてしまってはもともこもないので、新鮮そのものを使っていますが、新鮮なうちは、「牛」の香りもまろやかで、これはこれで、いけるようです。 写真は、かみさんのお手製ですが、あまり上質ではない肉なのに、手を抜いて筋抜きをしてないため、ステーキ用のナイフが通らず、結局食べる前に、包丁で切り分けて食べることになりました。 それでも、久しぶりのステーキということで、100点満点の75点くらいの出来になりました。 ちなみに、下ごしらえは、日本酒、にんにく、タマネギ、黒コショウに、塩少々。 ステーキに添える野菜類ですが、定番の、じゃがいも、にんじんなどがなかったため、タマネギ、カリフラワー、ピーマンでした。 新米のほかほかご飯に、ふり塩して食べるのが、小生にとっては、最高な贅沢です。
by banpayarn
| 2008-12-03 15:51
| 北タイの料理
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